畑のウイルスバスター

【公開日】 2022年01月10日

みなさん、衛生管理は意識していますか?

このような時期ですから、いつにも増して気を付けていることだと思います。

 

マスクに消毒液、手洗い、うがい。

 

基本的なことですが、どれも身体の中にウイルスを入れないという点では、大変効果的です。

 

 

そのほかに、何か気を付けるべきことはあるでしょうか?

ウイルスを身体の中に入れないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?

 

今回は、そんな話をしていきたいと思います。

 

※あくまでも予防策であり、病気そのものに対する効果はありません。体調がすぐれない方はお医者さんを頼りましょう。

 

 

★カラフルな野菜を食べよう。

 

私たちが風邪をひいて体調を崩すのと同じように、野菜も風邪をひきます。

なぜなら、畑の土の中にも菌やウイルスがいて、植物の身体の中に侵入しようとしてくるからです。

でも元気な野菜は、菌やウイルスに対する抵抗力を持っています。

 

「活性酸素」が、その一つです。

 

植物は身体に異変を感じると、いっせいに活性酸素を放出します。

この活性酸素は毒性が強く、ウイルスや菌を退治しますが、しかしながら、同時に自分の細胞を傷つけてしまいます。

 

なので、野菜は、この活性酸素の活動を抑えるために、「抗酸化物質」を生成します。

トマトのリコピン、人参のカロテン、ブルーベリーのアントシアニンなど、野菜がもつカラフルな色素が、抗酸化物質です。

 

野菜がカラフルな理由の一つは、病気から身を守るためだったのですね。

「活性酸素」により菌やウイルスを退治し、「抗酸化物質」で自分の身体を守る。

これが植物のもつ免疫のメカニズムです。

 

毒をもって毒を制す、の優れた一例だと思います。

植物が自然とこれを行っているなんて、自然の神秘を見ているようですね。

 

人間もまた、体内に入り込んだ菌やウイルスに対抗するために、活性酸素をジャンジャン生成しています。ところが、人間は抗酸化物質に関しては自力で生成できません

なので、この活性酸素が出すぎると、自分の正常な細胞をも破壊してしまいます。

 

その結果、身体が老化し、かえって抵抗力が低下してしまったりするのです。

またストレスや睡眠不足、喫煙などで、活性酸素を増やしてしまいます。

増えすぎた活性酸素は身体を攻撃し、弱ったところに、さらにウイルスの攻撃を受ける。これは、ひとたまりもありませんね。

 

そこで、野菜が持つカラフルさをいただくことで、人間は「活性酸素」と「抗酸化物質」のバランスをとることができるようになります。

 

菌やウイルスに強い身体を作るための方法の一つが、カラフルな野菜を食べることです。

紫、赤、橙、黄色、緑。野菜にはいろんな色があります。

ぜひこれを機会に、野菜の色に注目してみてくださいね。

 

 

★「エース」を狙え!

 

岡ひろみとお蝶婦人の、テニスのドラマの話のことではありません笑

ビタミンA、C、Eのことです。

 

特に風邪対策として意識してほしいのが、ビタミンCです。

「風邪にはビタミンCがいい」なんて話は、どこかで聞いたことがあるかもしれません。

 

いや実は、ビタミンCが菌やウイルスを直接やっつけてくれるわけではありません。

菌やウイルスを直接やっつけるのは、赤血球などの免疫組織です。

免疫組織が最前線で戦う兵士だとするなら、ビタミンCは兵士にご飯を持ってくる輸送隊です。輸送隊を増やすことで、兵士を強化することができます。

 

逆に、輸送隊の数が少ないと、兵士はお腹を空かせて満足に働くことができません。

なので、ビタミンCの役割は、兵士に戦ってもらう上で、とっても重要な役割なのです。

 

また、ビタミンCと同時にとることで、効果が倍増するのが、ビタミンAとビタミンEです。

どちらも身体の抵抗力を高めてくれるのに役立つので、一緒にとりたい成分ですね。

 

ビタミンAは人参、カボチャ、ほうれん草などの野菜のほか、お肉や魚にも多く含まれています。

バランスのいい食事を心がけていれば、それほど意識しなくても摂取できます。

 

ビタミンCは、ブロッコリー、小松菜、キャベツ、じゃがいも、さつまいも、柑橘類などのフルーツなど、幅広い野菜と果物でとることができます。

 

 

ビタミンEは、木の実に多く含まれています。ゴマ、アボカドのほか、オリーブオイルにも。

これらをバランスよく食べることで、身体の免疫機能を強く保つことができるのです。

 

 

★キノコを食べよう。

 

キノコが身体に対してはたしてくれる役割は幅広く、ひとくちに言うのは難しいです。

風邪予防に大切な粘膜を作ってくれたり、ストレスを軽減してくれたり、腸を掃除してくれたり……。本当に幅広い役割を、キノコはこなしてくれます。

 

また、お肉に含まれる栄養素と野菜に含まれる栄養素が違うように、キノコもまた、含んでいる栄養素が肉や野菜と全く違います。

「お肉」「野菜」というくくりがあるとするなら、キノコは、キノコの菌糸が成長した、「キノコ」というくくりの食材なのです。

 

それがなぜ大事なのかというと「キノコと他のものと一緒に食べることで、より効率的に働く」からです。

 

栄養素というものは、それ単体では効果を活かしにくいものですが、いろんな栄養素を同時にとることで、効果が倍増します。

 

キノコの食べ方としては、お肉の付け合わせにしたり、炊き込みご飯にしたり、野菜炒めの中に入れたりと、だいたい何かと一緒に食べますよね。

栄養素的にも、とても理にかなった食べ方なのです。

ご飯を作るときは、ぜひキノコを意識して入れてみてください。栄養の幅が広がります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

ここで言いたいのは「何か特定のものさえ食べていれば菌やウイルス対策になる」なんて都合のいいものはないということです。

身体の仕組みのことを考えたら、当然といえば当然ですよね。

でも「なんでもバランスよく食べることで、相乗効果で免疫力が倍増する」ということでもあります。

これもまた、身体の仕組みを考えると、納得できる話だと思います。

 

こういう時だからこそ、いつも通りの、バランスのいい美味しいご飯を食べる。

そういう習慣が、疫病から身を守る一つの方法なのだということです。

 

≪情報提供≫

八百屋テクテク https://www.yaoyatekuteku.com/

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